旅で絶対持っていったほうがいいものは、ミミカキ、爪切り、目薬、鼻毛切りハサミ
耳掻き 爪切り 目薬 鼻毛切り
現代社会では、ほとんどのものは旅先で買える。
だから自分で持っていくものとして重要なものは、「日本以外では入手できない」「海外でも入手できるが日本のものがいい」「緊急にその場ですぐ必要になるもの」となるでしょう。

まず日本人旅行者がみんな気にするのが「ミミカキ」です。
僕は、ロンドンにいたとき、日本式のミミカキがどうしても欲しくて、あちこち探しても見つからず、日本からわざわざ送ってもらいました。
送ってもらった後で、そのころピカデリーサーカスにあった「ジャパンブック」という日系のお店の片隅で売ってたのを見つけましたが。
ミミカキも、現在はいろんな種類が売られてます。

ミミカキといえば次に必要なのが、「爪切り」です。
これはもちろん海外でも売ってます。
以前は、ヨーロッパ旅行が盛んだったころ、学生はスイスでゾーリンゲンの小型の爪切りを記念に買うのが流行ってました。
でも、爪切りというのは、爪の伸びが気になったときに、すぐにスカッと切りたいものです。

僕は爪切りを忘れて東南アジア旅行に出て、旅に出て7日後くらいに爪の伸びに気が付きました。
気が付いたら気になって仕方ありません。
それがサイゴンで、町を歩き回って、聞きまくって、やっと中国製の切れの悪いつめきりを入手して、ホッとしたことがあります。
やはり、爪切りは必要です。

それから、「目薬」もポイント。
西インド諸島のセントルシアという島で、目に入ったゴミが入ってしまった。
気になって仕方ないので、ゴミを流すために目薬を買おうと、焦って薬局を捜しまわりました。
海外旅行ではほこりっぽいところを旅することもあるし、そんなところで薬局が見つかるかという問題もある。
普段は目薬をささなくても、海外旅行には持って行った方がいいです。
目に入ったゴミを流すためですね。
あと付け加えるとしたら、「鼻毛切りの小型ハサミ」かな。
これはコンビにでも百円ショップでも売ってあります。
スイスアーミーナイフがあれば、小型ハサミはだいたいくっついているものです。
ところがスイスアーミーナイフは機内持ち込みが出来ず、チェックインラゲッジ(機内預け入れ荷物)に入れることになる。
僕はよくデイパックの中に入れたままにしていて、取り上げられる。
だから別に一つ用意しておいた方がいいでしょうね。
というわけで、「ミミカキ」「爪切り」「小型ハサミ」「目薬」は、日本から用意していった方がいいでしょう。
耳垢が詰まって、爪が伸びていて、鼻毛が伸びていて、目やにが出ていたら、これは海外でどんなステキな人に会っても「旅先でのステキな恋」は無理です。
また、こんな不潔な格好だと入国拒否されても文句は言えません。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20070529#p1