旅先で、ビザを申請するときの写真について
これは、昔から「5cm×5cm」の「パスポートサイズ」といわれるものでいいです。
現在は日本のパスポートに使う写真は非常に厳密ですから、それに従ってください。

日本では規則に従ってないと、受け付けてもらえませんけどね。
ただ、海外でビザ申請用のサイズまで、一つ一つ気を使うことはないです。

たいていのところでは、サイズが違っていても、ハサミで形を揃えるだけです。
ですから、ビザ申請受付には、必ずハサミと糊があります。
ビザ申請用の写真には、僕は15年くらい前にボルネオのミリという町の写真館で撮った白黒写真を使ってます。
このときは、写真館に上着とネクタイが用意されてましたから、それを着て撮りました。

ネクタイが曲がってますけど(笑)。
ビザ申請用の写真というものは、あとに残るものではないので、どうでもいいです。

しかし、パスポート用の写真は、黙っていても美男美女に修正してくれる写真館で撮ってもらった方がいいですよ。
だって、それがプリントされて、パスポートに10年も残るんですから。
「黙っていても美男美女にしてくれる写真館」がどこかは、僕は言えませんが(笑)。
でも僕の「間違いだらけの海外個人旅行」には、はっきりと写真館の名前が書いてあります。
お受験用写真で有名な某写真館ならば、がんばってくれるようです。
ぼくの友人はかなりのでぶっちょさんでしたが、某大学の推薦入試を受ける時に、お受験用写真館を教えてあげました。
すると、僕も見違えるようなすらりとした知的な写真になってました。
ところで、パスポートもビザも、使う写真はだんだんカラーになってます。
僕が前回米国ビザを取ったときは、確か「カラー写真が望ましい」みたいなことでした。
ただ、きちんとした写真(背広にネクタイ姿)が白黒のやつしかなかったので、それでビザをもらったことがあります。
現在の状況については、自分で確認ください。

そうそう、ダカール(セネガル)でモーリタニア大使館へビザの申請に行った時は、白黒写真が拒否されたなー(涙)。
このときは、たまたまカラー写真があったので、それを使いました。

世界的にはもうカラー写真が普通になってると思います。
ビザ申請用の写真は、カオサンなどのバックパッカーの集まる場所ですぐに撮れます。

安いところで余分に撮っておくといいでしょう。
というか、何枚か一度に撮ったとき、余った写真はちゃんと保存しておくことくらいでいいです。

写真がなくても、その場で撮ってくれるサービスがあったりします。
また、写真がなくてもお金を余分に払えばいいところもあります。

結局、結構いい加減なものなんですね。
日本人は、「写真のサイズが少し違ってるから、撮り直さなければならないかも」などと、無意味に気を使ったりします。

でも、海外では誰もそんなことは、問題にしません。
世界中で入国にビザが必要な国は減少しています。

それでも、アフリカ縦断旅行などになると、ビザを集めること自体に時間がかかります。
そういうときのために、証明写真を常に用意しておくのが、本格的な個人旅行者です。

海外の場合は、昔取った写真でも、本人だとわかりさえすれば通用するものです。
日本では本当に規則が、無意味にうるさいです(涙)。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080727#p3