環礁の中は案外と汚いのかも@クラブピジョンポイント/トバゴ島
トリニダードトバゴのトバゴ島、そのクラウンポイントエアポートの近く、クラブピジョンポイントというリゾートがあった。
リゾートといっても、1日18TT(3ドル=300円ちょっと)払えば入れるところだから、それほどのところではないよ。
一応ゲートがあって、料金を払って、入場券代わりに腕にテープを巻くんだけどね。
内部には、トイレとシャワー、着替えるスペースがあって、レストラン、バー、ちょっとした店みたいなものもある。
もちろん、日焼け用の寝椅子も貸してくれる。
それから、ウィンドサーフィンの設備もあるし、そうそうビーチの桟橋から定期的にグラスボートが出てたね。
で、僕も世界中で泳いで潜ってきた世界旅行者だから、ビーチの過ごしかたには慣れている。
日差しの強いビーチで一番問題になるのは、とにかく「日に焼きすぎないこと」。
だから、僕はビーチに寝そべって日に焼くのは、午前中の1時間に決めていた。
それも、体が乾くとすぐに水に入って泳いでいた。
泳ぐのも疲れるので、空を見上げて海に浮いていたんだ。
しかし、いやに簡単に身体が浮く。
つまり、この海水の密度が高い。
それは、環礁の中で、海底が浅くて、日差しが強いので、どんどん水分が蒸発して海水が濃縮されているのだろうと思う。
ただ、この環礁の中はそれほど水がきれいではなかった。
だいたい、南国のビーチの基本は、海に入っていくと、足の指先まできれいに見えるというのが基本なんだからね(←これ、メモメモね)。
水がきれいではないってことはさ、水が汚染されているのではないか。
つまり、ビーチリゾートとはいっても、浄水設備なんかが完備されていないのではないかと思い始めたんだね。
ということは、ビーチの汚れ、ビーチのトイレの水が、浄化されないまま環礁の中に流れているのではないかって、思ったんだよ。
そう思うと、気持ちよくないよね…。
で、ピジョンポイントのビーチへ歩く途中の道からちょっとビーチへ歩いて海にはいると、水の透明度がぜんぜん違っていて、道端の普通の海のほうがずっとキレイだって気がついた。
やはり、リゾートの前にある環礁のなかは、汚物で汚れていたんだと思うよ(涙)。
それに気がついて以来、リゾートでは、あんまり海に入れなくなっちゃったけどさ。
ただ気がついたのが、帰国日の一日前だったから、あんまり関係なかったんだけどね(笑)。
【写真】クラブピジョンポイントのビーチ
【旅行哲学】南の島の環礁の中は汚水が流れ込んでいる可能性があるかも。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050623