観光案内所@ピアルコ国際空港/トリニダード島/トリニダードトバゴ
トロントで一泊して、トリニダードトバゴへのフライトは、朝の8時半。
朝の8時半だと、国際線だし、セキュリティの問題もあるので、一応チェックインは6時半。
すると、ホテルを出るのが6時と計算できる。
泊まっていたホテルには、チェックインの時に予約したシャトルバスが迎えに来る。
ホテルのロビーで待っていると、バルバドス帰りのカナダ人カップルと一緒になった。
「バルバドスは雨季で毎日雨が降ってたよ」と文句を言いながら、真っ黒に日焼けしているので、まあそんなにひどくもないのだろう、と考えたね。
トロントのピアスン国際空港(Peason International Airport:YYZ)周囲のホテルからは、空港へシャトルバスが出ている。
この料金が5ドル(1カナダドル=85円と考えると425円)らしい(6ドルという話も聞いたけど)。
観光案内所で予約したら、シャトル乗車券をくれた。
結果的に、往復ともホテル料金に含まれていた。
しかし別の人が観光案内所で宿を予約してもらった時は、この往復シャトル料金が含まれていなかった。
含まれているかどうかは大きな問題なので、確認した方がいいかもしれないよ。
実は後でわかったのだが、トロントでは空港からダウンタウンへはエアポートエクスプレスというバスが走っている。
30分おきに出ているし、交通渋滞にかからなければ30分程度で移動できる。
だからダウンタウンへ宿泊しても、交通に特に問題はない。
ただ、バス料金が片道15.5ドルかかる(往復割引で26.75ドル)。
片道ずつ買うと往復で2500円位するから、これって、けっこう大きいわけだよ。
もしダウンタウンの安ホテルに泊まっても、この2500円をプラスすると、けっこうな値段になる。
というわけだから、朝6時半のチェックインに間に合うためには、多分、空港の近くのホテルに泊まった方が有利だったってことかもしれないね。
という風に、すべて自分のやったことを正当化する。
これが海外個人旅行のコツだ。
さて、トリニダードトバゴの、トリニダード島のほうのピアルコ国際空港到着は午後3時。
午後3時ならばホテルは簡単に見つけられるかというと、そうも行かないんだ。
だって、世界旅行者はすべて現地で見つける方針なんだからね。
トリニダードトバゴのまともな地図も持たず、ホテルの予約もせずに、入国審査を通過する。
すると世界旅行者はまずとにかく、空港に必ず存在するはずの観光案内所へと行ったね。
ここで、お姉さんとディープな話をした。
それは、また別の機会に説明するけれど、トリニダードトバゴのビザの問題だったんだけどさ。
トリニダードトバゴは、トリニダード島とトバゴ島が合体した国だ。
で、トリニダード島は治安が悪く物価が高く、インド系が多い。
また、空港から町まで距離があり、タクシー代もかかる。
それに比べてトバゴ島は治安がよく、黒人が多く、空港から歩いていけるところにホテルがある、という情報を得ていた。
ということは、トバゴ島へ飛んで、空港近くのホテルに泊まれば何かと都合がいいのではないか。
トリニダード島の観光案内所でトバゴ島のホテルの事をしつこく聞いた。
すると、トバゴ島のクラウンポイント国際空港の観光案内所へと電話をかけて、ホテルを紹介してくれたよ。
あと、パンフレットやなんかもどっさりくれたね。
ま、ほとんど役には立たなかったけどさ。
でまあ、ここでけっこう時間を使ってしまって、トバゴ島へ到着した時はだんだん暗くなる時間だった。
ここでもまた世界旅行者は空港の観光案内所へと突入した。
すると僕の顔を見たとたん、「あなたがトリニダードの観光案内所でいろいろ聞いていた日本人なのね」と、返事があったよ。
T&Tに日本人が来るなんて珍しい。
いかも、予約も何もしてなくて、観光案内所でああでもないこうでもないと質問する。
こんな日本人がくることは、まあ、T&Tの歴史でも、二度とないことだろうしね。
ま、僕も二度と行くことはないだろうけどさ。
で、トバゴ島の地図をもらって、ホテルを紹介してもらって、タクシーの値段を聞いた。
トバゴ島クラウンポイント国際空港近辺の地図
普通だったら歩いていく。
だが、不案内な町の夜を歩くわけにもいかず、タクシーに乗って、紹介されたホテルへと突入。
TTでは米ドルが通用するので、タクシーは5ドルかかった。
この値段は観光案内所も言ってたし、最低料金が5ドルという感じだろう。
トリニダードトバゴは物価はけっこう高いんだ。
実際は歩いていける距離だったので、失敗したなとは思ったよ。
もっと明るいうちにトバゴ島へ来てしまえば、歩いてホテルを捜しただろうからね。
ただ暗くなってしまったら仕方がない。
最初のホテルがダメだったら、次のホテルへも行こうと思ってた。
バックパックを背負って暗い路を歩くのはちょっとまずかったからね。
あとで考えてみると、ちょっと観光案内所に頼りすぎた感覚がした。
ただ、僕の以前のカリブ旅行の時も、全部空港の観光案内所で交通や宿を紹介してもらっていたので、これは仕方なかったと思うよ。
これを無理に正当化するとだね。
観光案内所で黒人美女2人と長々と会話を交わして、ああだこうだ言うこと自体が、ま海外個人旅行の醍醐味だってことかな。
ちょっと無理があるような気もするけど。
でもさ、日本にいたらカリブの黒人美女と話す機会なんてないしさ。
あるとしたら、六本木の黒人美女クラブ(六本木ならばそんなのもアリかもね)くらいしかないだろうしさ。
そうなるとメチャ高いだろうしさ。
そう思わないと、海外個人旅行なんてやってられないよねー。
【写真】トリニダード島、ピアルコ国際空港の観光案内所
【旅行哲学】観光案内所を徹底的に利用すれば旅は出来るね。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050222